妊娠中の通勤や仕事、つらいと感じていませんか?
私もお腹の張りや疲れで都会の満員電車に乗るのが限界になり、
産婦人科で 母性健康管理指導事項連絡カード(母健カード) を書いてもらいました。
この記事は、
- 妊娠中の通勤や勤務がしんどい
- 職場にどう伝えたらいいかわからない
- 母健カードを実際に使った人の体験を知りたい
そんな方におすすめです✨
読むことで、
👉 母健カードをもらうまでの流れ
👉 会社への伝え方と職場の反応
👉 実際に働き方がどう変わったか
がわかり、妊娠中でも無理せず安心して働くヒントが見つかります。
妊娠中の仕事、通勤が大変だった

妊娠中の通勤って、本当に一苦労ですよね。
私の場合、駅まで徒歩6分、
さらに乗り換えで5分ほど歩いて、
最寄り駅から会社までまた10分歩く…。
この「ちょっとした距離」が、妊娠して
特に安定期から
ものすごくしんどく感じるようになりました。
マタニティマークをつけていると、
席を譲っていただけることもあって
本当にありがたいのですが、
実際には立っている時間や人混みをかき分けるだけでぐったり。
(乗り換えする時の人の流れについていくのもしんどい)
特に今年の夏は暑さが厳しくて、
汗だくになりながらの通勤は毎日小さな試練のようでした。
さらに、会社に着いたら着いたで
「妊婦だからといって甘えてはいけない」とつい思ってしまい、
無理して動こうとしてしまうんですよね。
でもその結果、体が疲れ切ってしまって、
帰宅するころにはもうヘトヘト…。
「ちょっと歩くくらい」
「少しなら頑張れる」と思っていた通勤も、
妊娠中はこんなにも負担になるんだと痛感しました💦
母健保護カードとは?

妊娠中の体調変化は人それぞれ。
つわりやお腹の張り、
通勤や職場での業務がしんどい…
そんなときに活用できるのが
「母健保護カード(母性健康管理指導事項連絡カード)」 です。
正式名称
正式には「母性健康管理指導事項連絡カード」といいます。
ちょっと堅苦しい名前ですが、
簡単にいうと 「主治医から職場へ、妊婦さんの働き方に配慮をお願いするためのカード」 です。
どこでもらえるの?
通っている 産婦人科でもらえます。
体調を相談したときに必要があれば医師が書いてくれる仕組みです。
私の場合は主治医が
「仕事がしんどかったらすぐ言ってね!書くからね!」
と言ってくださったのですぐ書いてもらえました。
お金はかかる?
書いてもらうのに私の場合4,400円。
場所によって費用は違ってくるかもしれませんので
受診されている産婦人科に問い合わせすると良いです。
法的な位置づけ
母健保護カードを会社に提出することで、労働基準法や母性健康管理措置に基づき、
- 勤務時間の短縮
- 通勤緩和(ラッシュ回避、時差出勤など)
- 作業内容の変更
などの 職場の配慮を正式に依頼できる という位置づけになります。
「つわりで通勤がつらい」「立ちっぱなしの業務がしんどい」と
口頭で伝えるだけでは遠慮してしまうこともありますが、
医師の指導としてカードを提出することで、
会社側も安心して対応できるようになるんです。
強制力があるそうで会社はその内容に必ず従わないと行けないので
会社側は拒否できないというかたちになります。
(主治医の先生よりおしえていただきました)
先生に伝えたこと
診察のときに、
- 通勤の徒歩や乗り換えがつらいこと
- 午後になるとお腹が張る
- 夏の暑さで体調を崩しそうになること
- 職場でも動かなきゃと無理してしまうこと
を正直に伝えました。
すると先生はすぐに「それなら母健保護カードをかきます!」と提案してくれました。
実際に書いてもらえた内容
母健保護カードには、
自宅療養と書いてもらいました。
しかも、産休の前日まで休むよう設定してくれて
まだ25週目だったのにも関わらず
そのまま産休にはいれることになりました😆!!
「今はとりあえず無理したあかん!!」と
先生が背中を押してくれたのが心強かったです。
会社に提出してみて…
カードを提出すると、上司から「仕方ないね、ゆっくり休んで」と言ってもらえました。
会社には行けないので
郵送で母健保護カード(母性健康管理指導事項連絡カード)を送りました。
ただ一方で、
「途中の企画があるので、会社携帯にはいつでも出れるようにしといて」と
言われたのは正直ちょっと困った点。
それでも、“母健保護カード(母性健康管理指導事項連絡カード)”
という後ろ盾があるだけで気持ちが楽になった のは大きかったです。
母健保護カードを使うメリット・デメリット
妊娠中に無理をせず働くために大きな助けになる
「母健保護カード」ですが、
もちろんメリットとデメリットがあります。
実際に使ってみて感じたことをまとめます。
✅ メリット
- 会社に伝えやすい
「しんどいから休みたい」だけでは理解してもらえないこともありますが、
医師が発行した正式なカードがあることで、会社側も納得しやすくなります。 - 具体的な指示が書かれている
「通勤時間の短縮」や「立ち仕事を控える」など、
医師の指示として明確に書かれるため、
職場の上司や同僚に説明しやすくなります。
⚠️ デメリット
- 自宅療養になるとお給料がなくなる場合がある
勤務時間や内容を調整してもらえるならいいのですが、
会社の対応によっては
「しばらく休んでください」と言われることも。
その場合、通常のお給料は出ず、傷病手当金の申請になることがあります。 - 職場によって対応が異なる
制度としては整っていますが、
会社によって理解度に差があり、スムーズに受け入れてもらえないケースも。
こんな人におすすめ!
母健保護カードは、こんな状況のプレママに特におすすめです。
- 通勤がつらい方
満員電車や長時間の通勤で体力を消耗してしまう人。
私も真夏の通勤で本当にしんどくて、カードに救われました。 - 立ち仕事や体力仕事が多い方
接客や看護・保育・販売など、
ずっと立ちっぱなしの仕事をしている人。
医師の指示があることで職場に相談しやすくなります。 - 職場に妊娠への理解が薄いと感じる方
「気合いで乗り切れるでしょ?」
と言われてしまうような環境でも、
医師の言葉として伝えられると対応が変わりやすいです。 - 休職や勤務時間の調整を考えている方
無理せず働き方を変えたいときの“きっかけ”になるカードです。
まとめ
妊娠中は「大丈夫かな?」と思いながらも、
つい無理をしてしまいがちです。
私も今日ならいける今日ならいけると
通勤してました・・・
特に通勤や職場での働き方は、
自分だけでは調整が難しいことも多いですよね。
そんなときに役立つのが母健保護カード。
医師からの指示として会社に伝えられるので
、自分の気持ちを代弁してくれるような存在です。
もちろん、メリットだけでなく
「お給料が減る」「手当の手続きが必要になる」
といったデメリットもありますが、
なにより大切なのは お母さんの体と赤ちゃんの安全。
もし「通勤がつらい」「立ち仕事がしんどい」と感じたら、
早めに先生に相談してカードを活用してみてください。
無理をせず、安心して妊娠生活を送れるようにすることが、
結果的に自分にも赤ちゃんにもプラスになります。
この時期くらいは甘えちゃいましょう😋
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